新型コロナウイルス感染拡大懸念で円買いが先行する!?
本日の東京為替市場でドル円は109.70のサポート割り込み109円半ばまで下落。
ドル円は午後17時時点では109.50円台。
中国(武漢)で発生した新型コロナウイルスの感染拡大でアジアの株式市場が下落し、リスク回避の円買いを後押し。対欧州通貨などでも円が買い戻された。
ドル円は今後も下落リスクに警戒。
この後発表されるアメリカ・経済指標(22:30-新規失業保険申請件数、失業保険継続受給者数)が冴えない結果だった場合や新型コロナウイルスの感染拡大が報じられると、ドル円のさらなる押し下げも想定されます。
安全通貨買いでドルの上昇も見込まれますが、ユーロ・経済指標(21:45-ECB政策金利 1月)後にユーロ買いに振れると戻りが抑えられそうです。ECBの政策運営もドルの値動きを左右しそうですので要注意です。
新型コロナウイルスの感染拡大の続報には今後も注目しておくといいかもしれません。
本日注目の経済指標
21:45 ユーロ - ユーロ・ECB政策金利 1月 重要度★★★
22:30 アメリカ - アメリカ・新規失業保険申請件数(前週比) 重要度★★
22:30 アメリカ - アメリカ・失業保険継続受給者数(前週比) 重要度★★