2019.02.04 FX

東京為替見通し=ドル円は堅調も、春節や…

本日の東京市場のドル円は堅調地合いを維持しつつも、限られた値幅の動きになるか。明日から中国の春節(旧正月)が始まる。本日は中国市場が休場、香港とシンガポール市場の休場は明日からになるものの、市場参加者が少なくなることで大きく動きにくいだろうでしょう♪

特に米中通商協議に関しては、この1週間は観測記事や噂は出てくる可能性があるものの、実際の事態進展が期待できないことは相場の動きを狭めそうですね!


また、本日は米国中が注目するスーパーボールが行われることもあり、試合が終わるまでは米国勢も動きにくいだろう。今回の対戦が常勝のニューイングランド・ペイトリオッツ対シーズン前から下馬評の高かったロサンゼルス・ラムズという東西に渡っての対決で話題性が高い!


本日のドル円を支える要因は、良好な米経済指標に支えられて株価が堅調に推移していることか。
一方、ドル円の上値を抑える要因は、米商務省がトランプ大統領に米通商拡大法232条に基づく報告書を提出する期限が刻々と近づいていること( ゚Д゚)
米中協議は平行線ですが、日米間の通商問題も不透明なことで油断できない状況。また、12月日銀短観で示された大企業製造業の2018年度下期想定為替レートが109.26円であり、この水準以上では本邦輸出企業からのドル売り圧力が強まることも予想され、上値を抑えるかもしれないですね。
この後の東京時間に発表される経済指標は、本邦1月のマネタリーベースと12月の豪住宅建設許可件数になる。豪ドルは明日に豪準備銀行(RBA)が政策金利を発表することもあり、指標で動意づくのは難しそう。
また、豪ドル/ドルは0.7250ドルに7日のNYカットの大きめなオプションがあるため、その水準前後ではもみ合いになりそう。

今日の動きも要注目ですね(‘_’)