2019.05.23 FX

【仲値マーケットフラッシュ】

ドル円は日経平均株価の下げを受けて一時110.19円まで下げるなど頭が重い。本日の仲値のドル不足は通常並みの模様。本邦輸出勢は期日決済以外の売りは引き続き適時に対応。米系短期勢は110円台半ば以上は戻り売り。本邦実需勢は110.00円から買いが観測されている。米系短期勢は110.00円は適時に買い。FOMC議事要旨での見解は「メンバー多数がインフレ低下は一時的との見方」また「辛抱強いスタンスが当面適切」など新たな材料もなく、ドル円相場への影響は限定で引き続き米中貿易関連への発言などのヘッドラインニュースを注視したい。ドル円は110円台前半での狭いレンジが続きそうだ。テクニカル的にドル円の目先の下値目処は節目の110.00円や一目均衡表の転換線109.85円とし、上値は昨日高値の110.63円や一目均衡表雲の下限110.87円を意識し、株価と米長期金利をにらむ展開となろう。